難しい話はぬきにして。※すべて個人の感想です

アラフィフ主婦が思ったことを思ったままに、気まぐれ更新。

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寅子の感じるモヤモヤを、現代の私が同じように感じている気がする

ども、きのこんぶです。

 

朝ドラ「虎に翼」が笑えて泣ける

朝の連続テレビ小説、通称「朝ドラ」

私、大好きなんですよね。

今までの作品、基本的に見てます。

もちろん、現在放送中の「虎に翼」も絶賛視聴中。

朝ドラは基本的に女性が主役。

女性が紆余曲折ありながらも成長していく姿が半年かけて描かれます。

 

で、今回の「虎に翼」は、

女性初の弁護士で裁判官で裁判所所長という方がモデルのお話です。

大正~昭和初期の法律ですら男尊女卑だった時代から、

女性が働くということを切り開いた的なイメージ。

こうやって聞くと、順風満帆、颯爽とその道を切り開いたという感じがしますが、

実際はというか、ドラマでは違った側面、現実もきちんと描かれている、

というところがおもろいなと感じます。

 

「女性」というフィルター

主人公 寅子(ともこ)は、日本で初めて弁護士試験に合格した際に、

「世の女性の中で一番」といったことを言われ、疑問に感じ、

その想いを演説(笑)するシーンがあります。

「自分が必死に努力して、試験に合格したのはわかっているけれど、

自分が世の女性の中で一番なんて口が裂けても言えない。

一緒に勉強したが、家庭の事情などで諦めてしまった仲間や、

そもそもそんな選択肢があるということすら知らない女性がいるから」

というようなことを熱く語りました。

 

好きでやったことだから、別に一番になりたいとか

自分が優秀と認められたいという気持ちがある訳でもないし、

ましてや、自分以外にもちゃんと努力した人はいて、

ただそれが報われなかった人もいるのだから。

といったことかなと私は感じました。

現代でも同じようなことが起こっているのでは?

私は、今、フルタイムで働いてます。毎週7時間×5日。

ガッツリ残業もするし、遅番勤務で退勤時間が20時を過ぎることもあります。

主婦でここまでは珍しいのかもしれません。

でも、仕事するってそういうことなのかなって思っているし、

私はたまたま結婚・出産でキャリアが止める人生を選択したけど、

仕事をずっと続けていたら、まああり得る働き方なのかなと。

自分としては納得して働いてるのです、自分のために。

それがひいては、家族のためにもなるとも思っているし。

 

なんですが、、、

周りの人、特に一緒に働いている主婦の方からは

「すごいね~」だの「大変だよね」だの「頑張ってるね」だの言われるのが、

私的には

「はて?」

なんです。

※他の主婦の方はみなさん、短時間パートで働いています。

 

さらには、

「私にはできない」

とか。

 

正直

「うるせーーーーーー」

って感じ。

私は、自分もそして自分が一番大切に思っている家族も納得した働き方をしています。

すごいことでも大変なことでも頑張ってることでもなく、私が納得して働いてることなんです。

 

もちろん、相手に、何か私を傷つけるとか落ち込ませる意図があって

言ってるわけではないというのはわかってます。

寧ろ「賞賛」の意味で言ってるのだとも思います。

けど、

「それ、言う必要ある?」

って思うのです。

だって、私は納得しているのだから、

賞賛が欲しくてやってるわけではないから。

そもそも、フルタイムで働くというのは、

男の人だったら当たり前の働き方な訳で、

女で主婦だからというフィルターを通しちゃってるのが

同じ女性で主婦というのが最大のモヤモヤ。

私がそうすると決めたのだから、すごくもないし、頑張ってもないのです。

楽しくやってるんだから、ほっといて。

別に社会のためとか全然なくて、自分がしたくてしている働き方なんです。

 

女性の地位が向上したといっても

と、まあ、いろいろ言ってますが、私の愚痴です。はい。

ただね、朝ドラ「虎に翼」が今から80年ぐらい前の話なんですけど、

その時から比べれば、女性に参政権が与えられたり、男女雇用機会均等法ができたり、

最近じゃあジェンダーレスとかって時代は変わってる風ではありますけどね、

同じようなことで「はて?」と感じることがあるな~と。

結局、人の意識とか気持ちとかが変わんないと、

それぞれの場所で多少モヤモヤしている人たち(女性も男性も)

いっぱいいるんじゃなかろうかと思うのですよね~。

 

 

※すべて個人の感想です