唯一無二の楽しさがある
ども、おおまきです。
今回は、今週のお題「最高のキャンプ」の話。
先日も、キャンプに行ってきた我が家。
「家族で行くキャンプが一番好き」に落ち着いて、かれこれ6~7年は行ってますね。
キャンプは、いつだって「最高」である
「最高のキャンプ」ってことなんですけど、今まで行ったキャンプは、全部もれなく最高ではあります。
そんな中でも、記憶に残って、家族で思い出しては何度も何度も笑いながら話すのは
失敗した時の話。
え~失敗したのに最高なの?と思う方もいるかもしれませんが、失敗したからこそ見られた景色やら、得られた教訓、感じたことがあるのです。
てか、キャンプって失敗しに行ってるようなものだとも思ってます。
あーすれば良かった、こーすれば良かったがあるから、キャンプってまた行きたくなるのかなって。

    
我が家の最高な失敗キャンプ
キャンプに行き始めて2回目ぐらいのキャンプで、高原のキャンプ場に行きました。
まだ、テントを持ってなかったので、キャビン付きのサイトにかんたんタープを広げて宿泊しました。
2回目のキャンプで、その頃は焚火とかもまだ知らず。
ギアも全く整ってませんでした。ノリでキャンプに行っていた感じ。
寝袋も、シーズンとか何も考えずに、近くのホームセンターで買った、夏用のものでした。
で、ご飯食べた後ぐらいから、急に寒くなってきて。
でも、焚火とか知らないから、薪とかも買ってなくてですね、どうしようと思ったんですけど、もう既に管理棟は閉まっていて。
なんとか、持ってきた炭で暖をとっていたのですけど、それもすぐになくなり、、、
小枝とか拾いまくったんですけど、タイミングが悪いことに、前日雨が降っていて、枝も濡れまくってましてね。
割りばしとかも全部燃やしたんですけど、もう秒でなくなってしまって。
じゃあ、もう寝るしかないってなったんですけど、
キャビンって板間なので、むちゃくちゃ冷たいんですよ。極冷え。
一応、アルミマットっぽいレジャーシート持っていったんですけど、付け焼刃でした。
防寒対策も、甘々だったので、ユニクロのフリースみたいなの1枚ずつしか持っていってなく。
めっちゃくちゃ寒くて、全然寝られませんでした。うつらうつらしても、寒さで起きちゃう。
何回もトイレに行きました。
私のトイレのタイミングと、子どものトイレのタイミングが合わなくて、
「ついてきて」と起こされたりして。
まあ、とにかく寒かったです。
とはいえ、悪いことばかりじゃない
そうやって何度も何度もトイレに行くので、星空を見る回数も多かったのですね。
あまりに疲れちゃって、テーブルでゆっくり座ったりして。
寒いんで5分と持たないぐらいなんですけど、その間星空を見上げると、流れ星がバンバン飛んでて。星ももちろん、空一杯に広がっていて。

※写真はイメージです
子どもと一緒にトイレ行った時に、教えたりして。(もちろん静かに)
山へ行けば、星がきれいに見えること、流れ星まで見えちゃうよってことを子どもに教えることができたわけだから、寒すぎたのも悪くなかったです。
その後のキャンプでの防寒について、ちゃんと準備しよう!っていう教訓にもなったし。(って、この間のキャンプも寒すぎて寝れんかったけど!)
そして、その時の話は、もう本当に何度も何度も家族にも友達にも話してますし、私たち家族にとっては「最高のキャンプ」の想い出なのです。
失敗なくしてキャンプとは言えないと思ってる

達成感ってとても素晴らしいものではあるのですが、達成感を得てしまったらそれはもうゴールしたってことなんですよね。
それじゃあ、キャンプはつまらないと思ってるんです。
せっかく非日常の空間、生活を味わえるのだから、
「うまくいかない」っていう楽しみ方もあるんだと思うのです。
キャンプって、キャンプをしたという意味では達成はしているのだけれど、内容については、やった後でも「あーすればよかった、こーすればよかった」がどんどん出てくるのですよね。
そして「次のキャンプでは、こうしよう」ってやってみるのが楽しいのですよ。
しかも、普通に何もなく終わっていたら、キャンプに行ったというだけの想い出が、失敗があることで、肉付けされて、一生忘れられないキャンプになる。
それこそが最高のキャンプというものなのではないかなと思うのです。
※すべて個人の感想です。